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エスニック料理

2008/10/28  カテゴリー/世界の料理

エスニック料理

エスニック料理の「ethnic」とは英語で、「人種の・民族の」と言う意味を持っています。
ですから、本来はエスニック料理とは、ある特定の人種、民族の料理のこととなります。
チリ・ペッパーに代表される中南米料理のことを指していたようですが、一般にはインド、タイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジア一帯のスパイスの効いた料理のことをいうようです。
エスニック料理では、こうしたさまざまな国柄による多彩な調味料が用いられ、また食材も野菜や果物、魚介類など豊富で豊かな食文化から生まれたもので、インドのカレーは当たり前すぎますが、タイのトム・ヤン・クン、ベトナムの生春巻きやフォー、インドネシアのナシゴレン、ガドガドなどが有名です。
東南アジアがやはり身近なせいか、このごろはエスニック料理人気は高まっていて、エスニック料理店は東京などでは本当に数多く見られます。
スパイシーがエスニック料理の決め手ですが、香辛料のほかにもハーブが利用されます。
日本ではハーブは入手しにくいものもありますが、参考までにいくつかをご紹介したいと思います。

・レモングラス:
これはレモンの香りが特徴で、トム・ヤム・クンやタイカレーなどタイ料理には不可欠のものです。
香織が苦手な人もいます。

・カー:
これは英名ガランガルといい、ショウガ科の植物で、形はショウガに似ていますが辛みはありません。

・バイトーイ:
これはタコヤシの葉で、加熱すると香りが強くなります。
一緒に煮たり包んだりして香りづけや色づけに用いられます。

・パクチ:
これは香菜で、サラダやスープなどには欠かせないハーブです。
独特の香りが特徴ですが、それが苦手な人がいるのはレモングラスと同じです。

まだまだありますが、エスニック料理はうんちくよりなにより、実際に食べて味わう、また香りなどに慣れることが何よりです。
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